米国株の中で、ダウ工業平均・S&P500大型株を対象に
高配当銘柄を調査してみました!!
その中でも配当金利回りに着目してランキング5を紹介していきます

じょん
米国株の高配当ランキングを紹介していきます!!
米国株の高配当ランキングベスト5
米国株の高配当株の1位はMO:アルトリア・グループです!!
[詳細]
順位 | ティッカー | 会社名 | 予想配当 利回り | 配当金 2020/12 | 株価 2021/2 | 連続 増配年数 |
1 | MO | アルトリア・グループ | 7.8% | 3.4 | 43.4 | 51 |
2 | T | AT&T | 7.2% | 2.08 | 28.8 | 36 |
3 | XOM | エクソン・モービル | 7.2% | 3.48 | 48.33 | 37 |
4 | WMB | ウィリアムズ・カンパニーズ | 7.0% | 1.6 | 22.84 | 2 |
5 | KMI | キンダー・モルガン | 7.0% | 1.0375 | 14.84 | 3 |
1位のMOは現在(2021/2/13時点)配当金利回りは7.8%です。
なんと連続増配51年!!!
日本株での連続増配1位は花王の30年の為、米国株は規模が違いますね!!
高配当株1位MO:アルトリア・グループ

高配当株1位:MO:アルトリア・グループです!!
アルトリアは米国No.1のタバコメーカーです。
連続増配51年とで高い配当利回り(配当金)と高い増配率を誇っています。
マールボロ(Marlboro)などのたばこブランドが有名です。
昨年の増配率は2.4%ですが、過去10年平均すると8.6%となり安定した増配率となっています。
ティッカー | 会社名 | 株価 | 配当金 | 配当利回り | 連続増配年数 |
MO | アルトリア・グループ | 43.4 | 3.4 | 7.8% | 51 |
MO:アルトリアグループの紹介は別紙で詳細にやっている為、以下を参照ください
高配当株2位T:AT&T

高配当株2位:AT&Tです!!
AT&T(エイ ティ アンド ティ)は米国の情報通信・メディアのグループ会社です。
AT&T Inc.は持株会社であり、個々の事業・地域毎に事業子会社が担当しています!!
米国内で2強ブランドの一つ(AT&T/VZ)です。
連続増配年数を36年続けていましたが、今年でストップになりそうです。
しかし、高い配当利回りは今のところ継続予定となっています!!
ティッカー | 会社名 | 株価 | 配当金 | 配当利回り | 連続増配年数 |
T | AT&T | 28.8 | 2.08 | 7.2% | 36 |
AT&Tの紹介は別紙で詳細にやっている為、以下を参照ください
高配当株3位XOM:エクソン・モービル

高配当株3位:XOMです!!
XOM:エクソン・モービルは米国最大のオイルメジャーとして石油事業を営んでいます。
現在は石油生産は5社(アメリカ企業は2社)に統合されていますが
2020年4~6月期決算でみるとエクソンが売り上げトップです。
XOMは株価が復調してきており、現状株価(58.37$:2021/5/28)では配当金利回りが5.9%と徐々に配当利回りは下がっています。
こちらもAT&T同様に、連続増配年数を37年続けていましたが、今年でストップになりそうです。
しかし、高い配当利回りは今のところ継続予定となっています!!
ティッカー | 会社名 | 株価 | 配当金 | 配当利回り | 連続増配年数 |
XOM | エクソン・モービル | 48.33 | 3.48 | 7.2% | 37 |
XOMの紹介は別紙で詳細にやっている為、以下を参照ください
高配当株4位WMB:ウィリアムズ・カンパニーズ

高配当株4位:WMB:ウィリアムズ・カンパニーズです!!
WMB:ザ・ウィリアムズ・カンパニーズは米国のエネルギー・インフラストラクチャー企業です。
主な事業は天然ガスで、探鉱から輸送までを一貫して担っています!!
ウィリアムズ・カンパニーズの株価のピーク時(2014年)には56ドルを超えていたため、株価としては半減している状態です。
連続増配年数は3年とさほど長くありません。理由として2014年秋からの原油価格下落で業績が悪化したためです。
現在は原油価格の復調とともに配当金も増配していますが、今後も投資する際は配当金が低下することも考慮して総合的な判断が必要です。
ティッカー | 会社名 | 株価 | 配当金 | 配当利回り | 連続増配年数 |
WMB | ウィリアムズ・カンパニーズ | 22.84 | 1.6 | 7.0% | 2 |
※SMB:ウィリアムズ・カンパニーズの株価推移は以下のようになっています。

WMB:ウィリアムズ・カンパニーズの株価は上記のように推移しており、ピーク時は60ドル越えの為、株価は半減以下に落ち込んでいます。
高配当株5位KMI:キンダー・モルガン

高配当株5位:KMI:キンダー・モルガンです!!
KMI:キンダー・モルガンは、エネルギーの天然ガスや原油、精製物、天然ガス液、二酸化炭素の輸送・加工・貯蔵を行っている会社です。
KMIの株価は低迷していて、S&P500を大きくアンダーパフォームしています。キンダー・モルガンの株価のピーク時(2015年)には44ドルを超えていたため、現在1/3以下へ低迷していることになります。
2016年に減配を行いましたが(WMB:ウィリアムズ・カンパニーズと同様原油価格下落による)、2018年から増配を再開しています。
しかしながら今現在でも固い配当金利回りとなっています。
現在は原油価格の復調とともに配当金も増配していますが、WMB同様に今後も投資する際は株価が下落することも念頭にいれたうえ、総合的な判断が必要です。
ティッカー | 会社名 | 株価 | 配当金 | 配当利回り | 連続増配年数 |
KMI | キンダー・モルガン | 14.84 | 1.0375 | 7.0% | 3 |
※KMI:キンダーモルガンの株価推移は以下のようになっています。

株価のピーク時は40ドル超えしていたため、現在は半額近くとなっています。
米国株は長期保有でリターンに期待できる

米国は株主還元の意識が強いです!!
日本に比べて高配当利回り,連続増配銘柄が多く、年4回配当が基本です。
安定的あるいは継続的な増配も見込める優良銘柄を選りすぐって長期的に投資することで
数十年先の配当暮らしを実現するかもしれません!!
高い配当利回りの株は注意が必要
高い配当利回りの株は配当性向が高くなりすぎて経営を圧迫していることがあります。株価が低下傾向の銘柄も配当利回りが高くなりがちです。
4位のWMB:ウィリアムズ・カンパニーズや5位のKMI:キンダー・モルガンはそのため近年配当金を減配するなどして経営を保っています。
また、この5位までの中で4社はタバコや原油関係の会社となっています。
その特徴として、
●近年、健康志向や環境志向により、需要が低下傾向(先進国)
●新たな投資が少なく、安定した収益を上げられる
それにより、配当利回りが高い傾向にあります。
タバコ、原油はどちらもまだまだ欠かせない存在で需要が伸びている国もあります。(発展途上国等)
このままではいずれ衰退していく可能性は秘めているので、現在の売上だけにとらわれすぎず、
将来の市場への適応性も同時に見極めていきましょう。
私自身は高配当株への投資は長期保有でのリターンを期待して米国株(高配当利回り銘柄)への投資を続けつつ
銘柄選定は慎重にしていきます。
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