米国株のアルトリア・グループ【MO】について紹介していきます!!
MOは米国No.1のたばこ産業メーカーです。
MOは2019年に電子タバコ企業JUUL※の影響を受けて、
純利益が赤字となってしまいましたが、それ以外は黒字を続けており、
その損失分も2,3年で取り戻せるほどの健全な経営を上げている企業です。
※電子タバコ企業JUULは一部商品において、販売停止処置が入り
大幅な損失を受けてしまっています。
じょん
MOは米国株の銘柄で連続増配51年で
有名なタバコ産業の会社だね!
米国株:MOについて<その1>
米国株のアルトリア・グループ【MO】は
食品分野での売上高の世界第1位です!!!
S&P500の指数算出の採用企業の一つです。
じょん
以前にも紹介してるから
良かったら見てみてください!
米国株:MO銘柄概要紹介
MO(アルトリア・グループ)はアメリカNo.1のタバコメーカーです。
連続増配51年とで高い配当利回り(配当金)と高い増配率を誇っています。
「マールボロ」「フィリップ・モリス」「バージニアスリム」
などのたばこブランドが有名です。
じょん
日本で言ったらJT:日本たばこ産業のような存在かな?
米国内でのタバコ販売がメインですね!!
米国株:アルトリアはワイン事業なども扱っていますが、
売上の95%以上はたばこの販売です。
収益の大半がたばこ事業ということもあり、
規制やルールの変更があると業績に大きな影響が及びます。
ちなみにフィリップモリス・インターナショナル(PM)は
マールボロ等のタバコを世界中で販売しているグローバル企業で
MO=米国内、PM=米国外という形で事業を展開しています!!
MOは米国内100%となっています。
MOの現状の業績
MO(アルトリア・グループ)の業績は安定していて、
配当利回りは8%を超える水準です。
その理由としては「たばこ事業」は設備投資がほとんど必要がなく
規制が厳しいため新規参入が難しく実質的に
市場を独占している為です。
じょん
「たばこ事業」は
新しい企業が参入しづらいのは強みですね!
が、2019年は1兆円近い損失を計上したことから
純利益がマイナスとなっています。
これは2018年に巨額買収した電子タバコメーカーの
ジュール・ラブズの評価額を見直しを行ったこと為です。
MOの配当金はいくら?
MOは連続増配を51年続けている高配当株となっています。
じょん
日本では連続増配1位が30年(花王)なので
かなり凄いことだと分かります!
現在の配当利回りはなんと8%超えです。
配当金は一回あたり0.86ドル。年間で3.44ドルとなっています。
MOの今年の配当金の増配率は2.4%となっていますが、
昨年までは高い増配率で推移しています!!
過去10年では増配率8%前後がほとんどとなっていますが、
近年は増配率が落ち込んでいます。
じょん
2020年は新型コロナの影響もあり、世界経済全体が
落ち込んでいるので増配しただけでも凄いです
2017年 | 11.5% |
2018年 | 17.6% |
2019年 | 5.0% |
2020年 | 2.4% |
※一昨年は17.6%と高い増配率でした!!
今年は新型コロナと原油価格の暴落が多大に影響しています!!
(ロシアとサウジアラビアの協調体制を破談)
米国株:MOの総括まとめ
総括としてはMOは営業利益も安定しており
設備投資がほとんど必要なく、市場も独占していることを考えると
多くのインカムゲイン(高配当)を受け取ることが期待できる株です
じょん
保有している投資家のほとんどは
インカムゲイン狙いだと思います
その反面、たばこ事業という今後の展開性が高くない
セクターの事業が中心となっている為、
今後の株価の上昇はあまり見込めず
キャピタルゲインはさほど期待はできません。
事実2017年に78$程の株価になってから、
今現在では40$付近と株価は半額近くに低下しています!
但しそれも2013年あたりから急激に上がり、
元の値に落ち着いてきたというところでしょうか?
その経緯からみても短期・中期的な保有には向かない銘柄です。
私自身は現状の株価が底に近いと考えています。
その理由としては現状の株価が月足の200SMA(200期間単純移動平均線)
と同じ価格付近にきているからです。
一般的にはそこから反発していくことが多いです。
長期保有を目的に投資をしている為、
インカムゲイン(高配当)を期待し、
MOへの投資・保有を続けていきます。
※将来は配当金による早期離脱を目指しています!!笑
じょん
目指せ早期リタイヤ!!!!
但し、政府の規制等によって事業におおきな影響を受ける
ことが想定されるため、投資を検討されている方は
米国のたばこ規制の動きも注視していきましょう!!
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