今日は米国の高配当株[PM]について記述します。
PMはアメリカのニューヨークに本社を置き、タバコ事業を主とする企業です。
日本では、Marlboro(マールボロ)や、加熱式たばこのIQOS(アイコス)が有名です
MO(アルトリア・グループ)とPM(フィリップモリス)
はもともと一つの会社です
米国株のPM:フィリップモリスってどんな会社?
PMは米国外を中心に活動している、大手たばこ会社です。
本社はアメリカのニューヨークですが、実態の本拠地は
スイスとなっています。
スイスでは配当金に税金がかからないため、フィリップモリスは
税金分の配当金を通常の配当金とは別で受け取ることができます!
売上推移
たばこ出荷量は、2012年をピークに減少に転じており、
2019年は12年比で17.4%減少しています。
近年の健康ブームにより、喫煙者が減ってきていることが背景にあげられます
但し、加熱式タバコの需要は伸びており、日本市場におけるシェアは、
IQOSが約7割強を獲得しています。
そのため、フィリップ モリスにとって日本市場は最大のマーケットです。
PM:フィリップモリスから受け取れる配当金は?
次は配当金について記述します。
配当金推移
2019年実績 | |
配当金 | 4.59ドル |
配当金利回り | 6.4% |
配当性向 | 88% |
配当金増配率 | 3.8% |
PMは50年連続増配を実施しており、脅威的な数値となっています。
とはいえ、配当金利回りは6.4%程となっており、かなりの高配当なっています。
配当性は88%とかなり高くなっている為、増配の余裕代は高くないです。
配当金増配率は2~5%程度を推移しています。
PM以外の他のたばこ会社は?
代表的な会社で先ほどあげたMO:アルトリア・グループがあります。
MOもフィリップモリス同様に配当金の連続増配を続けている
高配当の銘柄です。
そちらは他のページで紹介している為、そちらを参考ください。
PM:フィリップモリスの総括・まとめ
PM:フィリップモリスは上記に述べたような会社で
近年は健康志向ブームで徐々に売り上げが低下しています。
しかし、電子たばこ等の新しい製品の売り上げは好調で
しばらくは安定した経営状況が続くでしょう。
とはいえ今現在は配当性向も高く、この売上維持の状態では
連続増配を続けていくことはできません。
現在は利益のほとんどを配当に分配している為
増配の余力がほとんどありません
50年間続けてきた、この連続増配の魅力を
低下させないへの企業努力を期待します。
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